スピーカープロフィール

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竹中平蔵

東洋大学国際学部グローバル・イノベーション学科教授 兼 グローバル・イノベーション学研究センター長  慶応義塾大学名誉教授

2001年小泉純一郎首相に依頼され、小泉内閣の経済財政政策担当大臣就任を皮切りに金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任。一連の所謂小泉・竹中改革では、無秩序な財政投融資の資金源となっていた当時世界最大の金融機関郵便貯金を民営化し、ガバナンスを効かせるなど、さまざまな改革・自由化を、適切なセーフティネットの準備とともに行い、大きな成果を上げた。 竹中氏の在任期間中、実質GDPは平均2.2%上昇し、複数年にわたり当時の米国以上の成長を示した。その結果、マーケットは好感し、日本企業の株価は平均80%以上上昇した。財政再建に関しても積極的に取り組み、基礎的財政収支は就任当初の2002年28兆円赤字から2006年には6兆円赤字へと劇的に減らし、黒字一歩手前まで改善した。この額は消費税9%上昇による赤字補填に匹敵する額である。 竹中氏は、2006年9月、小泉首相退任とともに参議院議員を辞職し政界を引退し、現在は慶応義塾大学総合政策学部教授として、またエコノミストとして活動を行い、ウォールストリート・ジャーナル紙、FT、ニューヨーク・タイムズ紙を含む、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどで活発な提言を行っている。また、多くの著名な国際会議にゲスト招聘されている。特に世界経営者会議(ダボス会議)では現在最高意思決定機関であるダボス財団のボードメンバーとして、国連事務総長コフィ・アナン氏、ヨルダンのラニア王妃、ネスレ会長ピーター・ブラベックネッツバット氏、MIT学長スザンヌ・ホックフィールド氏など22名で構成される理事会に参加しており、同時に講演者としても積極的に日本及びアジア経済についてエコノミスト又は日本の政策責任経験者として貴重な発言している。 竹中教授は多くのベストセラーを著しており、『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』、『絶対こうなる!日本経済』、『闘う経済学 未来をつくる[公共政策論]入門』、『竹中教授のみんなの経済学』など40冊以上に及ぶ。 1951年、和歌山県生まれ。経済学博士。一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学客員准教授などを務める。現在、慶応義塾大学総合政策学部教授・グローバルセキュリティ研究所所長。公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、株式会社パソナグループ取締役会長などを兼職。

<講演テーマ>

1. 世界経済クライシス 2. アジア経済動向 3. 日本経済と政治状況 4. リーダーシップ 5. 起業・アントレプレナーシップ

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<書籍>

<講演ビデオ>

■【竹中平蔵】"日本版オランダ革命"に取り組め/同一労働同一賃金

■【竹中平蔵PW】政治による郵政への干渉を許してはならない

■【竹中平蔵】財政再建はいかに達成するのか?/成長戦略