スピーカープロフィール

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オードリー・タン

台湾IT担当⼤⾂(政務委員)

2016年10⽉に台湾の蔡英⽂政権において35歳の若さで⾏政院に⼊閣し、無任所閣僚の政務委 員(デジタル担当)を務めている。幼い頃からコンピューターに興味を⽰し、12歳のときに Perlを学び始めた。2年後の14歳のとき、学校⽣活に馴染めなかった彼⼥は中学を中退した。 19歳のときに、シリコンバレーでソフトウェア会社を起業した。

2005年、外⾒と⾃⼰意識を⼀致させるために、名前を変更するなどの⼥性への性別移⾏を始め た。性別移⾏を開始した後、唐鳳はブログ上において「私の脳は私が⼥性であると認識しているのに、社会的にはそうでないことが要求されるので、私は⻑年に渡って現実世界を遮断し、 ネット上で⽣活をしてきました。」と述べている]。東森電視のニュースチャンネルは彼⼥のIQ が180以上であると報じた。

2019年1⽉、アメリカの外交専⾨誌『フォーリン・ポリシー』の 2019年のグローバル思想家100⼈に選出された。彼⼥は独学と個⼈主義的無政府主義の⽀持者 である。 2016年8⽉、唐鳳は林全内閣の政務委員に任命された。10⽉1⽇にデジタル担当の政務委員に 就任し、35歳での閣僚就任は台湾史上最年少となった。 唐鳳は「デジタル技術とシステムによって政府の問題解決を補佐し、⺠間と政府のコミュニケ ーションの促進と強化を⾏う。⾃分の役割は特定の団体の利益のために動くことでも、政府の ために政策の広報を⾏うことでもなく、より多くのアイデアと⼒を結合させる『パイプ』とな ることだ。」と述べ、政務委員としてこれに取り組み、若年層と⾼齢層のジェネレーションギ ャップを埋め、パブリック・アクセスのためのフリーソフトウェアの開発し、台湾の新たな共 有経済が実際に機能することを⽰した。

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