スピーカープロフィール

AUSTIN, TX - MARCH 10:  Deanna Marsigliese speaks onstage at Featured Session: Designing for Films at Pixar Animation Studios during the 2019 SXSW Conference and Festivals at Austin Convention Center Austin on March 10, 2019 in Austin, Texas.  (Photo by Ismael Quintanilla/Getty Images for SXSW)

ディアンナ・マーシグリーズ

ピクサー・スタジオ、アニメーション・アート・ディレクター兼イラストレーター

ピクサー・スタジオは、スティーブ・ジョブズが、1986年2月7日に、ルーカスフィルムのコンピュータ関連部門を1000万ドルで買収し、CEOの座に就いた会社です。ピクサーの主要商品は、レンダーマンというシリコングラフィックスのIRIX上で動くレンダリングソフトであり、約10万本のセールスを記録し『ジュラシックパーク』のコンピューンタグラフィックス制作でも使われました。

1991年、ピクサーは、ディズニーにCGアニメーション映画作成の売り込みを行い、同年3月3日に3本の劇場用作品の契約を結びました。この結果、4年の歳月と、70台のSGIワークステーション、117台のSUNワークステーションを使った、全編コンピュータ・グラフィックスのアニメ映画『トイ・ストーリー』が、1995年11月22日に封切られました。公開までの4年間、ジョブズはピクサーに5000万ドルを投資しており、「こんなに金がかかるとは思っていなかった」と告白しています。しかし、トイ・ストーリー公開直後に、ピクサーは株式を上場、またもジョブズは多額の資産を手に入れることになりました。

2006年5月5日、ディズニーはピクサーを買収し、同社はディズニーの完全子会社となりました。また、ジョブズ自身も、ディズニーの個人筆頭株主(持株率約7%)になると同時に、ディズニーの役員に就任しました。

ディアンナ・マーシグリーズは、キャラクターデザインを通じた脚本を専門として、2012年からピクサーで働いている。彼女が手がけた作品には、『あの夏のルカ』(2021年)、『ソウルフル・ワールド』(2020年)、『2分の1の魔法』(2020年)、『トイ・ストーリー4』(2019年)、『インクレディブル・ファミリー』(2018年)、『バオ』(2018年)、『インサイド・ヘッド』(2015年)、『アーロと少年』(2013年)などが含まれる。

ディアンナは、SXSW, D23, ILM, Leaders London, Pixelatl, CTNXやThe Walt Disney Family Museumなどが主催する世界中のワークショップやパネルセッションで講演を行って来ています。

<トピックス>

アピール

聴衆にアピールすることは、我々の究極のゴールです。。。。だけど、アピールとは正確に言うと何でしょうか?アニメーションキャラクターを20年間デザインしてくると、この捉えどころのない品質について多くの事を学ぶ事が出来ます。そして、私の発見を聞くときっと驚かれるでしょう!線、形、色の心地よいコンビネーションを超えたところにあるものを学んで頂きます。このお話では、内なるものからデザインするとはどういうことか、より深く検証する機会となると思います。

女性をデザインする

あぁ、アニメの女性キャラクターね。人魚とかプリンセスとか。。。こうした大きくて可愛い目、そして完璧で可愛い鼻。良いでしょ?もちろん!でも面白い?それ程でも。この話では、“可愛い”の向こう側を検証し、何か違うものを支持したいと思います。

探検のアート

旅は、いつなん時でも、部屋を出ることすらなくても手に入れる事が出来る。このお話では、見るという概念を眺めると対比し検証する。(大方の)日常の物事にインスピレーションを見出し、あなたの何気ない日常にすら真っ新な光を照らす経験を学んで欲しい。

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<講演ビデオ>

■Festival Pixelatl 2018

■ピクサーの舞台裏