スピーカープロフィール

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マイケル・サンデル

ハーバード大学教授 政治哲学者・倫理学者 
NHK『白熱教室』で人気を博する。
                    

ハーバードで30年にわたり政治哲学の教授を務めるサンデル教授の超人気講座“正義(Justice)”は今まで15,000を越える履修者を記録。あまりの人気に大学は建学以来初めてとなるインターネット及びテレビでの一般公開を行う。彼のニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーとなった『これから「正義」の話をしよう』で、サンデルは正義の意味を政府の緊急財務援助から移民制度改革まで及ぶ議題の範囲で検証し、“読者が何を考え、なぜそう思うのか”を解き明かす為の道徳的・政治的な思索の旅へといざなってくれる。

パブリッシャー・ウィークリー誌(米国の出版関係者向け専門誌)では、”学術的で、会話体で書かれた人間味に溢れる・・・変容を促す読物である“と評し、デモクラシー誌は”『これから「正義」の話をしよう』は公共道徳に関する考えをショーケースのように示しており、それ故、彼は世界で最も需要のある講演者のひとりとなっている“と言う。

サンデルは2002年から2005年まで大統領生命倫理委員会の委員を務め、新しい生物医学技術の倫理的な意味について調査研究した。彼はまた担当する講座“倫理・生命工学及び人間性の未来”で科学と倫理学の関係性について検証し、彼の著書『完全な人間を目指さなくてもよい理由-遺伝子操作とエンハンスメントの倫理(ナカニシ出版)』では、完全なる自我を追求する探究心とわれわれの子供たちとを結び付ける道徳的板ばさみについて検証している。ブック・リスト誌(米国主要書評誌)では『幹細胞調査の倫理的分析解明が、この公共哲学の傑出した仕事へと結びついた』といった。

ハーバードのラドクリフ・ファイベータカッパ(最優秀成績者クラブ)優秀教授賞を受賞。サンデル教授は米国政治科学協会より教授法に於ける優れたキャリアを認められた。アメリカ芸術科学アカデミー会員であり、外交評議会メンバーでもある。サンデル教授はブランダイス大学卒業後、ローズ奨学生としてオックスフォード大学ベリオール・カレッジで博士号を取得した。

<講演テーマ>

サンデル教授はテーマの如何を問わず、観衆との対話形式でも、講演スタイルでも希望に応じて話をすることが出来る。

  • 正義、倫理、公民権
  • 生命倫理
  • 市場とモラル
  • グローバリゼーション
  • ファイナンス・ビジネス・企業倫理
  • モラル教育

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<書籍>

<講演ビデオ>

■マイケル・サンデル: なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか?

■A New Politics of Hope | Michael Sandel

■Michael Sandel - Are There Things Money Shouldn't Be Able To Buy?