スピーカープロフィール

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ジョセフ・スティングリッツ

ノーベル賞受賞者、作家、コロンビア大学大学院教授、元世銀チーフ・エコノミスト

ジョセフ・スティングリッツについて 世界の金融市場は立ち直るだろう。ただ、同じ過ちを二度と繰り返さない為にはどうしたらよいのか?ジョセフ・スティングリッツは世界経済の未来について検証する。 ジョセフ・スティングリッツは、政治的な、或いはビジネス上の動機によるバイアスをかけることなく、時には主義主張のために人気を犠牲にしつつ、今日の経済情勢について深い分析を提供している。この国際的に知名度の高い経済学者は、歴史的背景と最新の情報をもとに、現下の金融危機に対し、それがどのようにして起き、どの道を歩もうとしているのか、を聴衆に提示してくれる。彼の洞察は、金融危機後のビジネス展望をより深く考えるには聴衆にとっては不可欠のものとなるだろう。彼は『フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか 』、『スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く』などを含むベストセラー作家である。また、スティングリッツはCNN、CNBCやFOXニュースに定期的に出演している。加えて、彼はフィナンシャル・タイムズ紙、ニューズ・ウィーク誌などにコラムや記事を提供している。彼は“情報経済学”と呼ばれる経済学の新分野を創出した役割が評価されノーベル賞を受賞した。この業績により市場が機能しない環境について説明され、政府の選択的干渉がパフォーマンスを改善することが示された。

<講演テーマ >

ファール(下落): 金融危機の歴史 現在の金融危機は住宅バブルからスタートして訳ではない。ロナルド・レーガンからジョージW.ブッシュまでに全ての大統領の政策によりもたらされたものである。スティングリッツは自由市場経済政策や政府の規制、若しくはその不足がどのように2007年の金融危機へと結びついたのか、を検証する。このテンポ早い講演では、経済の現況についての概観や一般のビジネスや金融機関が経済復興の間に期待できることについても話をする。 異議あり: 因習にとらわれない経済知 ジョセフ・スティングリッツの現在の米国経済政策や世界の金融報道に対するコメントは論争を引き起こし、挑発的で情報量が多い。尚且つ斬新で率直である。彼は聴衆に最新のヘッドラインに対する深い洞察を提供しつつ、各自のビジネスに新しい次元を加える際に利用でき得るような深い内容を提供してくれる。 国際化を機能させる為に 同名のタイトルを冠した彼の本(邦題『世界に格差をばら撒いたグローバリズムを正す』2006年徳間書店出版)をもとに、ジョセフ・スティングリッツは国際化が何故これほど多くの人を失望させるのか、そして安定的な経済をつくりには何がなされなければならないのかを検証している。この講演では特に貿易関係、南北格差、米中関係、地球温暖化と公害、開発・発展途上国経済、国際的ガバナンス・規制機関などに主要コンポーネント間の交わりに焦点を当てる。

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<書籍>

■Joseph Stiglitz (2/22/10)

■Authors@Google: Joseph Stiglitz