スピーカープロフィール
ジム・マッケルビー
スクウェア(決済システム会社)共同創業者
もし貴方が最近フードトラックや携帯での買い物をしていたのであれば、どこかでSquare のシステムにお世話になっていたかもしれない。その会社は、ジム・マッケルビーとジャック・ドロシー(ツイッターの共同創業者でもある)が共同創業し、2,500名以上の従業員を抱え、現在30億ドルの価値があるとされる。
マッケルビーはスクウェアの共同創業者として最も知られているが、別のところでは硝子アーティストや、この分野では世界で最も広く読まれたであろう“火の芸術”を執筆したことの方が知られている。彼の産業デザインの仕事は、NY近代美術館やワシントンDCのスミソニアン博物館の永久保存コレクションとして保存されている。彼のガラススタジオであるThird Degree Glass Factoryは、セントルイスにあり合衆国のガラス吹きアートの中心地となっている。
スクウェア創業後、ジムは非営利団体であるLaunchCodeという、誰もがプログラミングを学び、無料にて6カ月以内に定職を得ることを可能にする団体を設立した。LaunchCodeは誰でも自由にコピーする事が出来、世界的なプログラマー不足を解決することを目的にオープンモデルとして作られている。
1987年ワシントン大学経済学部とコンピューターサイエンス学部を卒業し、マッケルビーは決済、教育、科学出版、建築、印刷、ガラス吹き、そしてソフトウエアに関する会社を成功裏に設立することを議論できた。多方面に混在しているが、それぞれのビジネスはシンプルな考えで設立され、その考えにコミットする人たちによって運営された。ジムは彼の会社どれ一つとして売却したことはなく、結果として現在では様々なポートフォリオのビジネスを統括運営している。個人的経験や地域的挑戦に言及し、マッケルビーは問題解決に向けてフレッシュなアプローチを提案してくれる。
ジムは3冊の教科書に著者であり、その二つはコンピュータープログラミングとガラス吹きについてである。マッケルビーの最後の本は“The Innovation Stack”で、誰もやったことのない、競争抑制的な起業家精神が繰り返されるパターンについて明らかにしてくれている。彼は国際的にアートや起業家精神について講演を行う。
マッケルビーは2017年1月にセントルイス連銀の独立理事に任命された。
マッケルビーは、妻アンナ(プログラマーであり弁護士)と二人の子供たちと暮らしている。